結局、夕べは眠ることができなかったので、完徹になってしまいました。
ところで、この
お逸の帯の柄は、辻ヶ花です。
本来辻ヶ花は、安土桃山の頃に流行った柄ですが、廃れてしまいました。
戦国時代の、肖像画に出て来ますし、立原正秋の小説に出て来ます。
昔は、立原文学に憧れていたので、幻の辻ヶ花の本物はどんな柄かと思っていました。
昭和になって、久保田一竹さんが、復刻されました。
それ以来、一般でも大流行しました。
私も、一枚持っています。
山梨県の久保田一竹美術館には、世界中から観光客が押し寄せているそうです。
ですから、明治時代のお話である「海を越えて」に出てくるというのはおかしいですが、
そこは、まあまあですね。
先に自己申告しておきます。
250年前の古い帯を買ったことにしておこう!
おすみの着物も同じ柄です。
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